🧮イールドファーミングカルキュレーター (Calculator)

Solana Yield Farming Calculatorとは?

カルキュレーターは様々なポジション設定に基づいた資産シミュレーターとして使われます。カルキュレーターでポジション設定を行うことで、どのくらい利益をあげて資産に影響をもたらすのか、また、清算リスクはどうであるのかがわかります。レバレッジ倍率や借入資産の種類の変更で資産価値をモデル化することもできます。

中央の緑の文字はX日後の予想利益を表しています。カーソルを合わせると、次のように詳細情報が見られます。”投資後X日でSOL/USDC価格に変化がない場合の予想利益(現資産に対する%)”。また、自分で投資期間を調整して、確認することもできます。

下の例を見ていきましょう：ORCA-USDCプールのファーミングでUSDCを借り入れ、3倍のレバレッジをかけたとします。横軸はORCAの価格変化を、縦軸は資産のパーセンテージを表していて、清算価格（黄色の線）と資産価値（緑色の線）の2つの線があります。資産価値は投資した時を100%としています。

グラフ上にカーソルを合わせるとORCA/USDCの価格変化、ORCAの価格、資産価値の3つが白いウィンドウに表示されます。

現在のORCAの価格（$13.76）にカーソルをあわせると、資産価値が100%とわかります。ではORCAの価格が下がるとどうなるか、図で見ていきましょう。ORCAが$8.8に下落したとする（つまり36%の価格下落）と黄色の線が示す清算価格となり、清算が実行され、資産が40%になります。一方、もし価格が上昇した場合は資産価値も増えることになります。現状はロングポジションの論理となり、もしUSDCを借入、レバレッジを3倍に設定すると、ORCAの価格下落で資産価値は減ることになります。（価格が上がれば、資産価値の上昇）

上のケースではストップロス（ポ上のケースではストップロス（ポジションを開くときに設定可能）や具体的な預入資産を考慮していません。また、取引手数料やファーミング利益の複利計算は清算を避けるのに役立つことでしょう。ジションを開くときに設定可能）や具体的な預入資産を考慮していません。また、取引手数料やファーミング利益の複利計算は清算を避けるのに役立つことでしょう。

2つ目のケースはORCAを借り入れる場合で、ORCAの上昇により清算リスクにさらされます。もしORCAが$20.2に上昇した場合はどうなるでしょう。56%の上昇で清算価格に達し、資産価値は62.9%に減少します。もしORCAが一定の価格内で取引される場合は利益を得られます。ショートポジションの論理ですが、ORCAが$0になる場合はプールの価値もゼロになります。

アドバンスモードをオンにすると、より多くの設定を行えます。ORCAの初期価格、APR、借入利率、清算値（負債率）を調整出来て、清算価格と予想利益の変化がわかるようになります。

グラフ下には4つの凡例があり、緑色の実線と点線はそれぞれレバレッジファーミング時の予想利益とレバレッジなしの予想利益を表します。青い線は預入資産(USDC)をホールドした場合を表し、USDCではない資産を入力すると右肩上がりの直線が現れます。また、右下には別のボタンがあり、オンにするとX軸の範囲を調整できるようになります。